不整合が生じる主な原因は何ですか?
不整合(アンコンフォーミティ)は、地層が連続して堆積しなかった痕跡です。主な形成原因は以下の通りです。
1. 堆積の停止(非堆積)
気候変動、海面上昇・下降、テクトニック活動の変化などにより、堆積が一時的に止まります。この間に新しい堆積物が付加されないため、不整合が生じます。
2. 浸食と隆起
地殻が隆起すると、露出した岩石が浸食され、既存の堆積層が削り取られます。その結果、古い層と新しい層の間に時間的なギャップができ、不整合が形成されます。
3. 折りたたみ・断層
岩層が折りたたまれたり、断層運動を受けると、角度の異なる層が接触し、角不整合(angular unconformity)として現れます。
4. 火成活動
マグマが既存の岩石に侵入したり、噴火で火山岩が堆積面を覆うと、下にあった堆積層は失われ、火成岩と上部の堆積層の間に不整合が生まれます。
5. 変成作用
高温・高圧下で岩石が変成されると、組織や組成が変わり、変成岩と周囲の岩石との間に不整合が見られることがあります。
