PTSDと適応障害は同じものですか?それぞれの診断基準と違い
PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは
PTSDは、極度のトラウマ体験を経験した人に見られる重度の不安障害です。主な症状は以下の通りです。
- フラッシュバックや悪夢による出来事の再体験
- トラウマに関連するものを避ける
- 過度の警戒心や緊張感
- 睡眠障害
- イライラや怒り
- 集中力の低下
- 感情が麻痺し、他者から距離を置く感覚
- アルコールや薬物の使用増加
- 自殺念慮や自殺行動
適応障害とは
適応障害は、PTSDほど深刻ではないが、ストレスの大きい出来事に対して過度に反応してしまう不安障害です。主な症状は以下の通りです。
- 悲しみや落ち込み
- 不安や緊張感
- 睡眠障害
- 食欲や体重の変化
- 集中力の低下
- 倦怠感
- 社会的活動からの引きこもり
- 圧倒感や対処できない感覚
治療法
PTSDも適応障害も、心理療法、薬物療法、またはその併用で治療が可能です。認知行動療法や曝露療法、カウンセリングが効果的とされています。
併存の可能性
重度のトラウマ体験によりPTSDが発症しつつ、同時にその後の生活に適応できず適応障害が併発するケースもあります。
診断と受診の目安
自分がPTSDまたは適応障害の可能性があると感じたら、早めに精神科医や臨床心理士に相談し、正確な評価と適切な治療を受けることが重要です。
