ジョン・ロックが強調した3つの自然権とは?

ジョン・ロック(1632〜1704)は、イギリスの啓蒙思想家で、自然権という概念を体系化しました。彼は、すべての人が生まれながらにして持つ、譲ることのできない権利として、以下の3つを挙げています。

1. 生命の権利(Right to Life)

自らの生命と身体の安全を守る権利です。自己防衛や不当な攻撃から身を守ることが含まれます。

2. 自由の権利(Right to Liberty)

個人が自らの意思で行動し、外部の権威から不合理な制限を受けない権利です。自分の人生や信条を選択できる自由が保障されます。

3. 財産権(Right to Property)

労働の成果や所有物を所有し、管理する権利です。私有財産は個人の自由と経済的繁栄に不可欠と考えられました。

ロックは、これらの自然権は人間固有のものであり、政府や他者が正当な理由なく奪うことはできないと主張しました。彼の思想は啓蒙時代の政治・法思想に大きな影響を与え、現代憲法の基礎ともなっています。

ストレス - 関連記事