雨を降らせる雲のタイプは?
雲の基本条件
雲が雨を降らせるためには、どのタイプや高度の雲でも、ある程度の密度が必要です。水分子を保持するには、微細な塵や煙、塩分などの微粒子が雲に含まれている必要があります。見た目が真っ白な雲でも、実は十分な微粒子が存在し、雨をもたらすことができます。晴天時や曇天時でも、雲内部に水分が蓄積されます。
積乱雲(Cumulonimbus)
積雲は丸みを帯びた形状で、平らな底部が特徴です。晴天や曇天のときに形成され、同じ高さと幅を持つことが多いです。中層や上層で水分が大量に蓄えられ、暗くなると大量の雨を含んでいることを示します。上昇気流が強まると、積雲は高さを伸ばして暗くなり、積乱雲へと変化します。積乱雲は雷雨を伴い、豪雨、雹、稲妻をもたらし、急速に移動すると竜巻を発生させることもあります。
層状雨雲(Nimbostratus)
層雲は広い範囲を薄く覆う層状の形をしています。幅が広く、比較的薄いのが特徴です。丸い塊状になると層積雲(Stratocumulus)となります。層積雲が厚く暗くなると、最も重く暗い層状雨雲(Nimbostratus)へと変化します。Nimbostratusは雨や雪を降らせ、激しい雷雨を伴うこともあります。
中層積雲(Altocumulus)
中層積雲は主に中層でシート状に広がりますが、上昇気流により水分を蓄えることがあります。飽和すると、塊状やふわふわした暗い波状になり、霧雨や小雨、時には激しい雨をもたらすことがあります。
