洪水保険評価図(FIRM)と特別洪水危険地域(SFHA)
ルイジアナ州の洪水リスクは、主に洪水保険評価図(FIRM)を用いて分類されます。FIRMは過去の記録や水文学的調査に基づき、保険料や建築規制の基準を示します。特別洪水危険地域(SFHA)は、コードが「A」または「V」で始まるゾーンで、30年の住宅ローン期間中に26%の確率で浸水する可能性があります。
各自治体で適用される分類や規制は異なるため、住民は地元の洪水プラン管理者に問い合わせて正確なリスク評価を受けることが推奨されます。
番号付き「A」ゾーン
「A」ゾーンには番号付きと番号なしの2種類があります。番号付き(A1~A30)は基準洪水高さ(BFE)が設定されており、括弧内の数字は地表からの浸水深さを示します。番号なしの「A」ゾーンではBFEが定義されていません。
A・Vゾーンの詳細
- AE、AH、AOゾーン:BFEが設定されています。AEは従来の番号付きAゾーンから移行し、現在はFIRM上に表示されています。AH・AOは浅い浸水が想定されます。
- A99ゾーン:堤防で保護されています。
- ARゾーン:かつて堤防や洪水制御システムで保護されていたが、現在は認定が取り消されています。
- Vゾーン:海岸近くで波の速度(流速)による危険があるエリアです。VEゾーンではBFEはFIRMで提供されますが、Vゾーン自体はBFEが設定されていません。
B、C、Dゾーンの特徴
- Bゾーン:中程度の洪水リスクがあり、堤防で保護されているか、100年~500年規模の洪水範囲内です。浅い浸水(深さ1フィート未満)や小規模流域(1平方マイル未満)も含まれます。
- Cゾーン:洪水リスクは最小限で、500年規模の洪水上限を超えています。局所的な排水不良や低地がある場合がありますが、洪水調査の対象にはなっていません。
- Dゾーン:洪水リスクは存在する可能性がありますが、具体的な評価や基準洪水高さは未定義です。
保険と建築の留意点
SFHA内での新築や改築は、基準洪水高さ以上に建てる必要があります。一方、SFHA外でも全体の保険請求の約25%が発生しているため、リスク評価は必ず行いましょう。地域ごとの規制は異なるため、プロジェクト開始前に必ず地元自治体のガイドラインを確認してください。
