緊急時の避難方法
自宅で火災が発生した場合や、職場で化学物質が漏れた場合など、緊急時には速やかな避難が最も重要です。状況に応じた適切な避難手順を知っておくことで、被害を最小限に抑えることができます。
爆弾脅迫への対応
電話で脅迫を受けたら、相手の言葉をできるだけ正確にメモし、すぐに警察へ通報します。
不審な荷物を見つけたら絶対に触らず、周囲の人を安全な場所へ避難させ、同時に避難を開始します。
固定電話から 911(米国の場合)へ通報し、携帯電話や電子機器の使用は爆弾が起動するリスクがあるため控えます。
建物の緊急対応担当者が指示するまで、窓や扉を開放して衝撃波を拡散させ、事前に設定された安全経路で落ち着いて避難します。
外に出たらすぐに車や駐車場へ向かわず、現場に爆弾が仕掛けられている可能性があるため、指示があるまでその場に留まります。
火災時の避難
消火器で消しきれない火災が発生したら、直ちに火災警報を鳴らし、建物の緊急対応者に連絡します。
危険にさらされている人に避難を呼びかけ、ドアや窓を閉めて外部からの酸素供給を遮断します。
階段を利用して安全に退出し、エレベーターは使用しません。煙が濃くなるときは床に近い低い姿勢で移動します。
地震発生時の対策
可能であればガス・電気・水道の元栓を閉め、二次災害(爆発や漏水)を防ぎます。
階段が危険な場合に備えてロープはしっかり固定し、エレベーターは使用しません。
余震に備え、建物から離れた安全な場所に移動し、周囲の家族や同僚の安否を確認します。
化学物質漏洩時の避難
漏洩が起きたらすぐに同僚を安全な場所へ誘導し、漏洩した部屋の窓とドアを閉めて揮発性ガスの拡散を防ぎます。
周辺の実験室や作業エリアにも注意喚起し、非常口から速やかに建物を出ます。
意識不明の被災者がいる場合は、呼吸用防護具と防護服があるときだけ救助を試みます。
可燃性の化学物質が含まれる場合は、火気の使用を厳禁とし、近くの人に注意を促します。
以上の手順は、各種緊急事態において最も基本的かつ重要な避難ポイントです。日頃から避難経路や安全装備の場所を確認し、いざというときに迅速に行動できるよう備えておきましょう。
