緊急用目洗浄ステーションの設置手順

化学薬品を扱う職場では、緊急時に目をすぐに洗浄できる設備が法的に義務付けられています。薬品の種類によっては、目洗浄ステーションに加えて全身用のドレンチシャワーが必要になることもあります。

設置手順

  1. 設置場所の選定

    ANSI(米国規格協会)は、目洗浄ステーションまでの到達時間が10秒以内、すなわち危険源から10〜20フィート(約3〜6メートル)以内であることを推奨しています。アクセスしやすい場所を選びましょう。

  2. 固定型か携帯型かの決定

    常設の固定型は十分な水量を確保でき、推奨される最低15分間の洗浄が可能です。一方、携帯型は水量が不足しがちで、緊急時に十分な洗浄ができない恐れがあります。

  3. 設置作業

    選択したステーションを設置します。固定型の場合はメーカーの指示に従って配管し、排水システムが適切に機能するようにします。化学薬品によっては排水が有害になることがあるため、処理方法も検討してください。

  4. 水流量の確認

    緊急時には、最低でも15分間連続して一定の水流が確保できることが必要です。流量が不足していないか必ず確認しましょう。

  5. 水温の設定

    目に優しいぬるま湯(摂氏約15〜38度)に設定します。熱すぎても冷たすぎても眼への刺激になるため、適温に保ちます。

  6. 表示と周知

    ステーションの近くに目立つサインを設置し、全従業員が場所と使用方法を把握できるようにします。定期的な訓練も推奨されます。

  7. 定期点検・メンテナンス

    汚れや錆、石灰・スケールの付着を防ぐため、定期的に清掃・フラッシュし、機能が正常か確認します。

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