飲料水から鉄分を除去する方法

はじめに

飲料水中の鉄は健康に大きな危険を及ぼすわけではありませんが、色や味に影響し、食器にシミがつくことや不快な臭いの原因となります。そのため、鉄分を除去したいと考える方は少なくありません。以下では、鉄分汚染の種類に応じた対策と具体的な手順をご紹介します。

手順

  1. まずは飲料水の鉄分濃度を測定します。自治体の保健所や水道局で有料で検査してもらえるほか、プール・給水設備の販売店でも飲料水用テストキットを取り扱っています。

  2. 検査結果で鉄分が10ppm以上、かつ錆粒(固体の鉄)が混在している場合は、塩素処理と機械式フィルターを備えた浄水システムを選びましょう。

  3. 水のpHが6.8以下で鉄分濃度が0.3〜10ppmの場合は、イオン交換方式の軟水装置(ウォーターソフトナー)を導入すると効果的です。軟水装置は鉄だけでなく、カルシウムやマンガンも除去し、ナトリウムイオンで硬度を調整します。

  4. pHが6.8より高く、鉄分濃度が0.3〜10ppmの場合は、酸化フィルターを使用します。酸化フィルターは鉄を酸化させて粒子化し、吸着媒体で捕集します。

上記のいずれかの方法を選択し、適切に設置・メンテナンスすれば、飲料水の色・味・臭いの改善が期待できます。

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