受動喫煙の危険性
受動喫煙(環境タバコ煙、ETS)は、喫煙者が吸うタバコの煙と、喫煙者が肺から吐き出す煙が混ざったものです。「不本意な喫煙」とも呼ばれ、非喫煙者が受動的に吸い込むことで、喫煙者と同様に有害な化学物質にさらされます。
がんのリスク
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発がん性物質はがんを引き起こす原因です。 米国環境保護庁(EPA)は受動喫煙を「既知の人為的発がん物質」と分類しています。米国がん協会によれば、受動喫煙により毎年約3,400人の非喫煙成人が肺がんで死亡しています。特に、喫煙者と同居したり、喫煙者が多い職場で働く人々が高リスクです。米国外科医総長の報告書は、家庭や職場で受動喫煙にさらされた非喫煙者の肺がん罹患率が20〜30%上昇すると指摘しています。受動喫煙の煙は、喫煙者が吸う主流煙と、タバコの先端から自然に立ち上がる副流煙が混ざったもので、発がん性物質の濃度が高くなります。
子どもへの影響
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喫煙者の子どもは肺炎になるリスクが高まります。 子どもは呼吸器系が未熟であるため、受動喫煙の影響を特に受けやすいです。喫煙者の乳児は肺炎、気管支炎、喘息、耳感染症などの呼吸器疾患にかかりやすく、妊娠中に母親が喫煙すると、乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクも高まります。
心血管疾患
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喫煙は動脈に脂肪組織が蓄積する原因となります。 喫煙は動脈硬化(アテローム性動脈硬化)を促進し、動脈壁が肥厚し、脂肪やプラークが血流を阻害します。その結果、心筋梗塞や狭心症のリスクが上昇し、非喫煙者に比べて心血管イベントが起こりやすくなります。
