水をきれいに保つためのリサイクル方法

米国環境保護庁(EPA)によると、米国のごみの約70%はリサイクル可能なのに、ほとんどが埋立地に送られています。リサイクルを推進すれば、埋立地へのごみ量を大幅に減らし、埋立地や新製品の製造がもたらす水質汚染を抑えることができます。

重要性

製品をリサイクルして新しい製品にすることで、天然資源の採掘・輸送・製造に伴う環境負荷を削減できます。金属採掘は鉛、 水銀、 カドミウム、 ヒ素などの有害金属を含む大量の廃棄物を生み出し、これらは水路に流れ込みます。アルミや銅、 鉄、 鋼などの金属をリサイクルすれば、採掘量が減り、鉱山排水による水質汚染も抑制できます。実際、アルミ缶1本をリサイクルすることで、原料から製造する場合に比べて97%の水質汚染が削減されます。また、原材料の輸送は大気や土壌を汚染し、雨や流出水として水路に流れ込みます。プラスチックや紙の製造過程でも工場排水や化学物質が水源に浸出します。

考慮すべき点

埋立地は水質汚染の大きな原因です。EPAは、ライナーが設置された埋立地でも最終的には雨水の流出や地下水への浸透により汚染が拡がると結論付けています。埋立地には有害・有毒な廃棄物が多数含まれ、これらが水源に流入するリスクがあります。

リサイクルの効果

タイヤ、 バッテリー、 油、 プラスチック、 家庭用・自動車用化学薬品、 溶剤など、多くの有害物質はリサイクル可能です。これらを埋立地から除外すれば、有害物質が水源に流入する機会を減らせます。一部の州では自動車バッテリーのリサイクルが義務付けられており、環境への危険性を低減しています。

リサイクルの流れ

米国の多くの自治体は、家庭ごみの回収や地域リサイクルセンターでリサイクル品を受け入れています。回収されたリサイクル品は、素材回収施設へ運ばれ、そこで選別・洗浄されます。その後、再利用可能な原料として加工業者に販売され、新製品の原料やメーカーへの供給に使われます。

リサイクル製品の活用例

リサイクル素材は、元の用途とは異なる様々な製品に生まれ変わります。使用済みタイヤは道路やプレイマットに、プラスチック容器はカーペットや自動車用繊維に、廃車は高層ビルや橋梁の梁材に再利用されます。リサイクル製品を購入することで、リサイクル産業の継続的な成長と、廃棄物市場の拡大を支援できます。

水のリサイクル

カリフォルニア州サンディエゴなどの地域では、汚水を再処理して飲用以外の用途に利用しています。これは飲料水の清浄化には直接関係しませんが、汚染や疾病リスクのある水を有効活用し、水資源の総量を最大化する効果があります。

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