二酸化炭素排出量を削減するための革新的なアプローチ

米国環境保護庁(EPA)は「カーボンフットプリント」を、個人、世帯、建物、組織、企業が年間に排出する二酸化炭素などの温室効果ガス総量と定義しています。温室効果ガスの濃度が上昇すると地球の平均気温が上がり、気候変動が進行します。日常生活で化石燃料を燃やす行為はカーボンフットプリントに寄与しますが、生活のさまざまな場面で低炭素の選択をすれば削減可能です。

ペットボトル飲料の使用を控える

ワシントン・ポストによると、2007年の米国で年間約200万トンのポリエチレン製ペットボトルが使用されており、石油約1800万バレルが必要とされています。ペットボトルはリサイクル可能ですが、リサイクル過程でもエネルギーと温室効果ガスが発生します。実際、回収率は約15%にすぎず、ほとんどが埋立地へと廃棄されます。さらに、世界中への輸送にもエネルギーが消費されます。

家庭で浄水器や水道水を利用し、再利用可能なボトルに詰めて持ち歩くことで、プラスチック使用量と排出ガスを大幅に削減できます。

オンラインショッピング・サービスを活用する

インターネットでの買い物や各種オンラインサービスは、紙や輸送にかかるエネルギーを削減できるエコな選択です。オンラインでの請求書支払いや銀行取引は、紙の製造・印刷・廃棄に伴うエネルギー消費を防ぎます。さらに、店舗へ行く回数が減ることで輸送に伴う温室効果ガス排出も抑えられます。デジタルニュースの閲覧も、紙媒体に比べて環境負荷が低いです。

オハイオ州コロンビア・ガス社のデータによると、紙の請求書を38,500件電子化すると、紙1トンと水16,450ガロンが節約され、固形廃棄物1,941ポンド、空気中排出物60ポンド、温室効果ガス5,058ポンドが削減されます。

パソコンの使い方を見直す

パソコンはアイドリング状態でも多くの電力を消費します。使用していないときは10〜15分で省電力モードに切り替える設定を推奨します。ノートパソコンはデスクトップに比べ、同じ作業時間で約90%少ない電力で動作します。また、液晶ディスプレイ搭載のデスクトップは、旧型のブラウン管モニタに比べ約30%のエネルギー削減が可能です。

これらの小さな選択を積み重ねることで、個人レベルでもカーボンフットプリントを効果的に削減できます。

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