廃棄物処理規制の概要

米国環境保護庁(EPA)によると、米国内だけで2億800万トンの市町村廃棄物と2億7900万トンの有害廃棄物が発生しています。すべての家庭、事業所、工場はそれぞれ異なる危険性を持つ廃棄物を排出し、適切に処分しなければなりません。廃棄物の有害性を考慮し、資源保全・回収法(RCRA)が制定され、廃棄物の保管・運搬・処分に関する基準が定められています。

家庭ごみの保管に関する法律

  • RCRAに基づき、ゴミはカバー付きで漏れ防止、吸収しない容器(例:ANSI規格に適合した蓋付きごみ箱)に入れる必要があります。食品や有機物を含む廃棄物は、動物が寄り付かないよう密閉してください。容器は満杯時に75ポンド(約34kg)以上の重量が必要です。また、収集業者が中身に直接触れずに空にできるように配慮します。

家庭ごみの除去に関する法律

  • 州・地方自治体は、居住地域の全家庭に対して廃棄物除去プログラムを提供する義務があります。一般ごみは最低週1回の回収、粗大ごみは3か月に1回以上の回収が求められます。収集作業員は、安全に取り扱うための適切な訓練を受けなければなりません。

有害廃棄物処理施設に関する法律

  • 有害廃棄物処理施設の所有者はEPAから識別番号を取得し、廃棄物分析計画を策定する必要があります。施設は有害廃棄物を受け入れる前に、地域管理者へ書面で通知し、廃棄物の化学的・物理的試験を実施しなければなりません。受入れた廃棄物の検査結果は受領日から3年間保存する義務があります。

使用済み油の処分に関する法律

  • 使用済み油は清浄で漏れ防止の地上タンクに保管し、認可されたバーナーで燃焼させることができます。大量の使用油を搬送する業者は許可が必要ですが、家庭回収など小規模な量は許可なしで搬送可能です。施設は高い安全基準を維持し、緊急時対応計画を策定しておく必要があります。

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