指先の包帯の巻き方と手順

手は体の中でも特に傷つきやすい部位で、日常生活のさまざまな動作に欠かせません。指先の怪我は、医師が日常的に診療する手の外傷の中で大きな割合を占めています。紙切れや包丁による切り傷、その他の日常的な活動で起こる軽い裂傷や擦り傷が多く見られます。適切に包帯をしないと、感染のリスクが高まります。

必要なもの

  • ガーゼ
  • 消毒液
  • 粘着バンドエイド(テープ)

手順

  1. 傷口の部位と程度を確認します。出血が多い場合は、ガーゼなどの乾いた滅菌ドレッシングで覆い、しっかり圧迫します。圧迫により出血が抑えられ、血栓形成が促進されます。また、心臓より上に手を上げると出血がさらに遅くなります。
  2. 指を動かし、怪我の結果として可動域が失われていないか確認します。車のドアに挟まれるなどの強い圧迫による粉砕傷は、神経終末に特にダメージを与えることがあります。
  3. 傷口をぬるま湯で洗い流し、汚れや異物が残っていないか確認します。皮膚や爪を突き抜けた刺し傷は、多くの細菌や病原体が残りやすく、感染のリスクが高まります。
  4. 指先を消毒液に5分間浸します。ヨウ素、過酸化水素、イソプロパノールなどの消毒液は、微生物を減少させ、感染を防止します。
  5. 傷口を自然乾燥させるか、滅菌ガーゼで軽く拭き取り、完全に乾かします。乾燥していないと、包帯がはがれやすくなります。
  6. 適切なサイズの包帯を選びます。小さな切り傷や擦り傷、起泡には粘着テープが適しています。指にフィットしやすい蝶形のテープもあります。テープのパッド上部と下部に小さな三角形を切り取り、簡易的な蝶形テープを作ることもできます。
  7. パッケージから粘着テープを取り出し、裏面のプラスチックフィルムを剥がします。テープのパッドに触れないよう注意し、細菌が付着しないようにします。
  8. 滅菌パッドを傷口に当て、ゆっくりと位置を合わせます。指の自然な曲線に沿ってテープを指の反対側に巻き、指先を囲むようにします。テープ同士を斜めに重ね、しっかりと皮膚に固定します。
  9. 包帯を確認し、皮膚と包帯の間に隙間がないかチェックします。隙間があれば追加のテープで覆います。また、血流が阻害されていないか確認し、しびれやチクチク感がある場合は包帯を緩めます。

応急処置 - 関連記事