有機化合物の純度を測定する方法
有機化合物は炭素と水素を含む天然産物で、炭水化物(糖類・植物)、タンパク質(脂肪・ワックス・ステロイド)、脂質、核酸などが含まれます。実験や製造の現場では、これらの化合物が混合物として扱われることが多く、使用前に純度を確認することが重要です。不純物が多いと爆発や火災の危険が高まりますし、医薬品に混入すれば患者に重大な被害を与える可能性があります。
最も手軽な純度確認法は、対象化合物と同等の純粋な物質の融点を調べ、試料を加熱して両者の融点を比較することです。
必要なもの
- 乳棒と乳鉢
- ガラス毛細管チューブ
- 耐熱鍋(パン)
- 白金抵抗温度計または耐熱温度計
手順
- 有機化合物の融点表を入手します。ガラス毛細管チューブは中性洗剤で洗浄し、よく乾燥させます。乳棒と乳鉢で試料を細かい粉末にします。
- 粉末を毛細管チューブに入れ、均一に詰めます。鍋に高精度温度計をセットし、加熱に耐えるように準備します。
- 毛細管チューブを温水が入った鍋に入れ、予想融点より数度低い温度まで加熱します。
- 試料が溶け始めた瞬間を観察し、温度計に示された温度を記録します。
