廃食用油のろ過手順と必要な道具

はじめに

自動車燃料の高騰が問題視される中、バイオディーゼルや再利用した廃食用油などの代替燃料への関心が高まっています。ディーゼル車を改造して廃食用油を燃料として使用する情報が広がり、輸入石油への依存を減らす取り組みが進んでいます。廃食用油は単なる調理の副産物ではなく、適切に処理すればディーゼルエンジンで使用できる有効な燃料となります。

必要なもの

  • フタ付きの大きなプラスチックバケツ 3 個
  • カッターナイフ(ボックスカッター)
  • フィルタクロスまたは市販のフィルタバッグ
  • 大きめのじょうご(ラジエーター用給油ジャグなど)

手順

  1. フタ付きの大きなプラスチックバケツに廃食用油を集めます。塗料や建材用の大容量バケツは、使用後に無料で譲ってもらえることがあります。

  2. 油を最低24時間、できれば2週間放置して沈殿させます。固形物が底にたまるので、エンジンに入れる前に除去しやすくなります。

  3. 簡易フィルタ装置を作ります。空のプラスチックバケツにフタをはめ、カッターナイフでフタに円形の穴を開けます。その穴にフィルタクロスやフィルタバッグをセットし、フタを戻します。これが第2バケツ(フィルターバケツ)になります。さらに別のバケツを用意し、同様に少し大きめの穴を開けたフタを取り付けて上に重ね、油の貯蔵タンクとして使用します。

  4. 集めた油をフィルターバケツに移します。ラジエーター用給油ジャグなどの大きなじょうごを使うとこぼれを防げます。

  5. フィルタクロスやバッグを通して油が貯蔵タンクにゆっくり流れ込むのを待ちます。気温が低いと粘度が上がり、時間がかかります。

  6. 油が再び沈殿するのを待ち、タンク底に残った残留物を除去します。上部の透明な油だけを使用してください。

以上で廃食用油のろ過は完了です。清浄な油をディーゼル燃料として安全に利用できます。

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