感染

宿主は、他の感染者の糞便が付着した汚染された食物や水を摂取することで感染します。Entamoeba histolyticaのシスト(嚢子)は糞便中に排泄され、宿主の体内に入るまで休眠状態を保ちます。

孵化(シストの発芽)

シストが小腸に到達すると、シストの外壁が壊れ(エキシステーション)、成熟したトロフォサイトが放出されます。

増殖

成熟したトロフォサイトは小腸・大腸を移動しながら増殖し、腸壁に付着します。

排泄

トロフォサイトの一部は再びシストに変化し、宿主の糞便とともに体外へ排泄されます。シストは環境中で数週間生存可能です。一方、トロフォサイトは腸外では生存できません。

侵入

トロフォサイトが腸壁を越えて組織に侵入すると、侵襲性腸炎や肝膿瘍などの重篤な症状を引き起こすことがあります。血流に乗って心臓や肺へ移動するケースも報告されています。