米ミルクの潜在的リスクと注意点
米アレルギー・過敏症の方へ
欧州では米アレルギーは稀ですが、特に東アジア系の方に米や米製品に対するアレルギーが見られます。症状は喉や口の腫れ、呼吸困難、皮膚の発疹などです。アレルギーではなく過敏症の場合でも、消化不良、頭痛、皮膚トラブルなどの軽い症状が出ることがあります。
炭水化物摂取を気にする方へ
米ミルクは穀物から作られるため炭水化物が多く、1杯(無糖)で約24gの炭水化物を含みます。これは2%の牛乳の半分以下です。多くの製品は味を良くするために砂糖が加えられ、加工過程で食物繊維はほとんど除去されます。このため血糖値の急上昇を招く恐れがあります。
加工・流通過程でのリスク
加工食品同様、米ミルクも製造・輸送中に汚染される可能性があります。米ミルクを製造する工場では、同じ設備でライ麦や大麦などの製品も生産されることがあり、適切に管理されていないとグルテンや他のアレルゲンが混入します。また、取り扱いが不適切だと食中毒菌が混入するリスクもあります。
幼児・乳児への影響
強化されていない米ミルクは、特にビタミンB12などの必須栄養素が不足しがちです。多くの製品は強化されていますが、USDAの有機認証がないものは農薬汚染の可能性があり、農薬は米ミルク中のヒ素濃度を上昇させます。ヒ素は長期摂取でがんリスクを高めるとされ、成人の安全基準はあるものの、子どもや幼児には安全とは言えません。
