エンドトキシン対策プロトコル

汚染防止

化学試薬やバッファーはエンドトキシンの主な供給源です。これらは米国食品医薬品局(FDA)が定める細菌エンドトキシン試験で必ず検査してください。

水もエンドトキシンの供給源となります。蒸留は有効な除去方法です。また、作業者の手も汚染源になるため、作業時はラテックス手袋の着用が推奨されます。

実験装置の洗浄

エンドトキシンは高温に対して安定であり、通常の高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)では除去できません。さらに疎水性で、プラスチックなどの疎水性表面に付着しやすい性質があります。FDAは高温乾熱滅菌を推奨しており、研究ではガラス器具を250℃で45分加熱すると効果的であることが示されています。

エンドトキシンの許容レベル

薬剤製造過程で全てのエンドトキシンを除去することは実質的に不可能です。そのため、製造者は製品のエンドトキシン濃度を測定し、FDAの基準を満たす必要があります。例として、滅菌水の上限は0.25 EU(エンドトキシン単位)であり、シアノコバラミン注射液(ビタミンB12)は1 mLあたり350 EUが許容上限とされています。


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