Filgrastim(ネウロペン)の副作用と使用上の注意点
Filgrastimとは
Filgrastim(商品名:Neupogen)は、白血球(顆粒球)を増加させる作用を持つ医薬品です。主に化学療法や骨髄移植を受けるがん患者、免疫機能が低下した患者に投与され、感染リスクを低減します。
主な副作用(軽度)
投与後に以下のような軽度の症状が現れることがあります。頭痛、吐き気、鼻血、嘔吐、筋肉痛・関節痛、咳、骨痛などです。症状が持続したり悪化した場合は速やかに医師に相談してください。
重篤な副作用
まれに重篤な副作用が報告されています。下痢、めまい、胸痛、血痰、注射部位の強い腫れや皮膚刺激、不整脈、腹痛、過度の発汗、喘鳴、口内潰瘍、呼吸困難などです。アレルギー反応(アナフィラキシー)も起こり得るため、これらの症状が現れたら直ちに救急医療を受けてください。
使用方法
Filgrastimは皮下または筋肉内に注射する薬です。使用前に以下の点に注意してください。
- 薬剤を振らないこと。
- 注射前に液体が濁っていないか、変色していないか確認する。
- 注射部位を清潔にし、針やシリンジは使い捨てとし、再利用しない。
- 投与期間は通常、2週間にわたり1日1回です。
- 脱水を防ぐために十分な水分を摂取してください。
注意事項・警告
- 投与を忘れた場合でも、次回の投与量を倍にしてはならない。
- 上腹部左側の痛みは脾臓破裂や拡大のサインとなることがあります。異常があればすぐに受診してください。
- 化学療法の前後24時間は使用しないことが推奨されます。
- 妊娠中・授乳中の使用は医師とリスクを十分に相談した上で行う。
