標高2,000フィートでの影響と順応方法
大気中の酸素
海抜0メートル(海面)にいると、気圧が高く酸素が肺に入りやすい状態です。高度が上がるほど気圧は下がり、酸素分子が拡がって呼吸がしにくくなります。酸素不足は高度症、吐き気、頭痛などの症状や、重篤な状態を引き起こすことがあります。
高高度の影響
高度8,000〜12,000フィートを「高高度」、12,000〜18,000フィートを「非常に高い高度」、18,000フィート以上を「極端な高度」と区分します。標高12,000フィートでは、1回の呼吸に含まれる酸素分子が約40%減少し、呼吸回数が増えます。プリンストン大学の研究によると、低気圧は毛細血管から液体が漏れ出し、肺や脳に水分がたまるリスクを高めます。順応せずにさらに高度を上げ続けると、生命に関わる重篤な疾患を招く恐れがあります。
標高2,000フィート
海面の気圧は約760 mmHgですが、標高2,000フィートでは約706.6 mmHgに低下します。この差は小さいものの、影響は無視できません。例えば水の沸点は212°F(約100°C)から208°F(約98°C)に下がり、料理の時間や調理器具の設定を調整する必要があります。また、運動時の息切れや、頭痛・吐き気を感じることがあります。
順応プロセス
2,000フィート以上で息切れや頭痛を感じたら、酸素不足に体が慣れる必要があります。個人差はありますが、一般的に1〜3日で順応が始まります。水分を十分に摂り、過度な運動は避けましょう。アルコール、タバコ、バルビツール酸系薬剤、鎮静剤、睡眠薬は呼吸抑制を助長し、症状を悪化させるため控えることが推奨されます。
