薬局機器の凍結乾燥(リオフィリゼーション)手順
凍結乾燥(リオフィリゼーション)は、凍結した材料から水分や溶媒を昇華させて除去する方法です。医薬品やバイオテクノロジー分野では、機器や製品の品質を保ったまま乾燥させる手段として広く採用されています。以下では、薬局機器を凍結乾燥させる具体的な手順を紹介します。
必要なもの
- 薬局機器(乾燥対象)
- 凍結乾燥機(リオフィリゼーター)
手順
機器を冷凍庫に入れ、-32°F(約-35°C)以下の温度で十分に凍結させます。数時間から数日間凍結し、凍結時間が長いほど材料表面に厚い凍結層(ケーキ)が形成されます。
凍結が完了したら機器を取り出し、凍結乾燥機のチャンバー内に配置します。チャンバーは事前に完全に清掃・乾燥しておく必要があります。
凍結乾燥機を「昇華モード」(一次乾燥)に設定し、棚温度を-30°Cまで下げます。
「スタート」ボタンを押すと、真空ポンプが作動し、設定温度に達すると自動で昇華が開始されます。製品によっては最大72時間かかることがあります。
一次乾燥が終了したら棚温度を20°Cに上げ、二次乾燥(脱着)を開始します。「スタート」ボタンを再度押し、残留水分やイオン結合した水分を除去します。
以上の手順を守ることで、薬局機器を安全かつ効率的に乾燥させることができます。
