グラスファイバーは人体に有害ですか?
グラスファイバー(ガラスウール)は、1930年代に開発された人工繊維で、配管や車両、屋根などの断熱材として広く使用されています。
アスベストとの関係
過去に一部のグラスファイバー製品にアスベストが混入していたことがあり、これが肺がんのリスクにつながるのではないかと懸念されました。米国労働安全衛生局(OSHA)は1991年に、数百件の科学的研究を総合し、グラスファイバー自体は発がん性がないと結論付けました。現在では、アスベストが含まれるグラスファイバーはほとんど流通していません。
刺激症状
グラスファイバーは致命的ではありませんが、皮膚や粘膜を刺激することがあります。触れると赤みやかゆみが生じ、吸い込むと呼吸困難や目の刺激を引き起こすことがあります。これらの症状は、曝露が終了すれば通常は速やかに改善します。
安全な取り扱い
作業時は適切な防護具が必要です。防塵マスクや呼吸用フィルターで吸入を防ぎ、長袖・手袋・保護眼鏡で皮膚や目を守りましょう。また、作業エリアは十分に換気し、粉塵がたまりにくい環境を整えることが重要です。
