水の浄化方法まとめ

生物汚染や有害化学物質を含む水は、飲料やその他の用途に使用できるように浄化が必要です。生物汚染水には細菌やウイルス、原虫が含まれ、摂取すると胃腸障害やその他の疾病を引き起こす恐れがあります。化学汚染水には農薬などの有毒物質が含まれ、人体や動物に有害です。目的に応じて、1つまたは複数の浄化工程が組み合わされます。

自然浄化

雨水は土壌や岩石、植物を通過しながら自然にろ過されます。地下水は降雨後何年もかけて地中を流れ、岩や土が有害な粒子や細菌を除去しますが、完全に安全とは限りません。

pH調整

飲料水の理想的なpHは中性の7です。pHが7未満の酸性水は、銅や鉛の配管と反応して有害金属を溶出させる恐れがあります。そのため、石灰などでpHを上げ、アルカリ性に調整します。

凝集(フロック形成)

凝集は水を濁らせないようにする工程です。アルミニウム水酸化物やポリDADMACなどの凝集剤を添加し、撹拌すると微粒子が結合してフロック(凝集体)を形成します。このフロックは後続の処理で除去しやすくなります。

沈降

凝集後、フロックは沈降槽でゆっくり流れる水の中で底に沈みます。槽が深く、滞留時間が長いほどフロックは多く沈降し、底にたまった汚泥として除去されます。

消毒

最後に塩素などの化学消毒が行われます。塩素は残存する病原体(例:大腸菌)を殺菌し、公共水道では必須の工程です。

沸騰

沸騰は最も確実な殺菌方法です。水温が70℃(160°F)以上で30分、85℃(185°F)以上で数分間沸かすと、ほとんどの微生物が死滅します。

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