メロキシカムとは何ですか?

定義

メロキシカムは、米国食品医薬品局(FDA)が2000年4月に承認した非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)です。オキシカム系に属し、イブプロフェンやアスピリンといった市販薬とは異なり、処方薬として用いられます。主に原発性月経困難症、関節リウマチ、変形性関節症、発熱、頭痛、痛風などの炎症性疾患の症状緩和に使用されます。また、獣医領域では「メタカム」という商品名で動物の疼痛管理に利用されています。

メロキシカムの作用機序

メロキシカムはシクロオキシゲナーゼ(COX)酵素を阻害し、プロスタグランジンの合成を抑制します。プロスタグランジンは炎症・疼痛・腫脹の主因であるため、これを抑えることで関節炎などの炎症症状を軽減します。

対象となる患者

主に関節炎やその他の炎症性疾患を抱える患者に処方されます。獣医師は、潰瘍や手術後の疼痛管理が必要な動物に対して、メタカムとして使用します。

副作用

NSAID全般に共通する副作用として、腹痛、下痢、めまい、発疹が報告されています。稀に胃腸障害や出血を引き起こすことがあります。

正しい使用方法

1日あたりの最大投与量は15 mgを超えてはいけません。毎日同じ時間に服用し、他のNSAID(例:イブプロフェン、アスピリン)やCOX阻害作用を持つ薬剤(例:シドフォビル)とは併用しないでください。心疾患、潰瘍、肝腎機能障害、薬剤アレルギー、喘息、喫煙者は使用前に必ず医師と相談しましょう。

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