真菌性肺感染症の予防方法
ヒストプラズマ・カプスラタムによる肺の真菌感染症(ヒストプラズマ症)は、鳥やコウモリの糞が混入した土壌やほこりに多く見られる真菌です。増殖すると、コニディアと呼ばれる極小の胞子を放出します。これらの胞子は吸入されやすく、肺に入り感染を引き起こします。症状は曝露後3〜17日(通常は約10日)で現れ、激しい倦怠感、発熱、悪寒、胸痛、乾いた咳などが主な症状です。
真菌性肺感染症の予防策
ビタミンA、C、E、B群を含むマルチビタミンを毎日摂取し、免疫力を高めましょう。
家禽農場やバット洞窟など、汚染が疑われる場所への立ち入りを避けます。
土壌、鳥の糞、ほこりに関わる作業を行う場合は、保護服・手袋・防塵マスクを着用し、直接接触や吸入を防ぎます。
鶏舎や古い倉庫など粉塵が舞いやすい場所を掃除する前に、土壌や表面に水を散布してほこりの拡散を抑えます。
長時間にわたる大規模清掃や改修作業では、空気を浄化する防護用呼吸器(呼吸保護具)を使用します。
作業前に米国国立労働安全衛生研究所(NIOSH)のウェブサイトで、ヒストプラズマ症に関する作業指針や防護対策を確認しましょう。
