STD(性感染症)とは?代表的な7例と予防のポイント
STD(性感染症)とは
STD(Sexually Transmitted Disease)は、主に性行為(膣・肛門・口腔)を通じて感染する疾患です。以下に代表的な性感染症を紹介します。
1. クラミジア
クラミジアは細菌感染で、コンドームなしの性行為で感染します。治療せずに放置すると、女性は骨盤内炎症性疾患(PID)、男性は精巣上体炎を引き起こすことがあります。
2. 淋病(りんびょう)
淋病も細菌性の感染症で、尿道、子宮頸部、喉、直腸の粘膜に影響します。女性ではPID、男性では不妊の原因になることがあります。
3. ヘルペス
単純ヘルペスウイルス(HSV)1型と2型が原因です。HSV‑1は主に口唇ヘルペス、HSV‑2は性器ヘルペスを引き起こします。完治はありませんが、抗ウイルス薬で症状を抑え、再発頻度を減らすことができます。
4. HIV/エイズ
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は免疫系を徐々に破壊し、最終的にエイズ(AIDS)へと進行します。主な感染経路は性行為、注射針の共有、感染血液です。
5. 梅毒
梅毒はトレポネーマ・パリダムという細菌が原因で、初期・二期・潜伏期・三期と段階的に症状が変化します。早期に診断・治療しないと、心血管系や神経系に重篤な合併症をもたらすことがあります。
6. ヒトパピローマウイルス(HPV)
HPVはウイルス感染で、タイプによっては性器いぼや子宮頸がん、陰茎がんの原因となります。予防接種により、主要な高リスク型の感染を防げます。
7. B型肝炎
B型肝炎ウイルス(HBV)は肝臓の炎症を引き起こし、重篤な肝障害につながります。性行為や血液・針の共有で感染しますが、ワクチンで予防可能です。
上記は代表的な例に過ぎません。コンドームを正しく使用し、定期的に検査を受けることで感染リスクを大幅に減らせます。疑いがある場合は早めに医療機関で検査・診断・治療を受け、合併症や長期的な健康問題を防ぎましょう。
