危険物・バイオハザード漏洩時の安全対処手順

小規模化学物質漏洩(1リットル未満・危険度2未満)

  1. 可燃性の場合は点火源をすべて遮断する。
  2. ゴム手袋、保護メガネ、実験用コートなどの個人防護具を着用し、蒸気の吸入を避ける。
  3. 作業エリアへの立ち入りを制限し、周囲に警告を掲示する。
  4. 実験室の指導教員や訓練を受けた担当者に速やかに報告し、環境保健安全部(EHS)へ連絡する。
  5. 対象物質の安全データシート(MSDS)に従い、指定された吸収材で拭き取り、使用済み手袋は適切に処理する。
  6. 漏洩した化学物質に触れた者は石鹸と水で十分に手を洗浄する。

大規模・高危険度化学物質漏洩(1リットル以上、または危険度2超、または不明物質)

  1. 直ちにその場から避難し、関係者の立ち入りを禁止する。
  2. 最寄りの警察署へ事故を報告し、現場の封鎖と救助要請を依頼する。
  3. 警察が環境保健安全部(EHS)へ情報を転送し、EHSがHazMat対応チームや消防署に出動を要請する。
  4. 到着した応急処置チームに、漏洩した物質のMSDSのコピーを提供する。

バイオハザード漏洩(血液・血漿・唾液等)

  1. 保護メガネ、ゴム手袋、実験用コートなどの適切な個人防護具を着用する。
  2. 漏洩部位に漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)またはHIV・肝炎ウイルスに有効な消毒剤を十分にかけ、5〜10分間放置する。
  3. 吸収材で残留液を吸い取り、専用のバイオハザード廃棄袋に封入して処分する。
  4. 可能であれば、自己の体液が漏れた場合は本人が清掃を行う。

上記の手順は一般的な指針です。実際の対応は各施設の安全マニュアルに従ってください。

公衆衛生 - 関連記事