肥満手術(バリアトリック手術)の承認手順
肥満手術(バリアトリック手術)とは
バリアトリック手術は、摂取食量を制限し、栄養吸収を減少させることで体重減少を促す手術です。胃を小さく分割し、数口分の食べ物しか入らない小袋(ミニ胃)を作り、腸を新しい胃袋に接続します。手術には医師の承認と保険会社からの事前承認が必要です。
必要なもの
- バリアトリック外科医
- かかりつけ医からの紹介状
- BMIが40以上、または35以上で合併症があること
- 保険会社の事前承認書類
承認取得までの手順
- 外科医の選定と相談
かかりつけ医や保険会社、または米国バリアトリック外科医協会(American Society of Bariatric Physicians)などの紹介で、保険適用の外科医を探します。診察予約を取り、手術適格かどうかを確認します。過去の医師からの手術必要性を示す文書があれば持参しましょう。
- BMI と健康状態の基準を満たす
南カリフォルニア大学医学部(Medical University of South Carolina)によると、BMIが40以上、またはBMIが35以上で高血圧、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群などの合併症があることが必要です。この条件を満たさない場合は手術対象外となります。
- 必須の情報セッションに参加
医師が指定する教育セミナーや栄養・運動指導を受講します。術後の食事や運動プログラムを実行できるかどうかが評価され、実行できないと承認が下りません。
- 医師・心理士による審査
血液検査や心電図などの医学的検査に加え、心理士によるメンタル評価が行われます。また、過去に実施したダイエットや運動プログラムの失敗記録や、医師指導の食事療法の記録を提示する必要があります。
- 保険会社からの事前承認取得
外科医が手術の必要性を示す書類(肥満期間、身長・BMI、体重が日常生活に与える制限、過去の減量努力、合併症の有無)を保険会社へ提出します。全ての書類が揃わないと保険からの承認は得られず、医師も手術を実施できません。
