肥満手術後の栄養ニーズと食事ガイドライン
肥満手術(バリャトリック手術)を受けた患者は、摂取カロリーが大幅に減少します。そのため、食事は栄養価が高く、ジャンクフードは一切許容できません。ここでは、手術後の段階ごとに必要な食事とサプリメントのポイントをまとめました。
手術直後(即日~2〜3週間)
手術直後は透明な液体ダイエットを行い、続いて液体タンパク質ダイエットに移行します。摂取は少量で、十分な水分とタンパク質を確保してください。
サプリメントの推奨
手術後は必要なビタミン・ミネラルを食事だけで十分に摂取することが難しいため、チュアブル(噛んで溶かす)マルチビタミンとチュアブルカルシウムの補給が推奨されます。
柔らかい食事(手術後約4週目)
卵、ジャガイモ、オートミールなどの柔らかい食材を少量ずつ取り入れます。高栄養価の食材を選び、過度な量は避けましょう。
固形食への移行(手術後10〜12週目)
徐々に固形食を開始します。脂肪分の少ない赤身肉や鶏胸肉など、低脂肪・高タンパク質の食品を選び、1食あたり最低でも3オンス(約85g)のタンパク質を目安に摂取してください。
注意点
食事の30分前後は液体を飲まないようにし、胃の容量を確保して栄養豊富な食事をしっかり摂取できるようにします。
