腹腔鏡下減量手術(ラップバンド手術)の概要と注意点
腹腔鏡下減量手術は、従来の開腹バリアトリック手術に代わる低侵襲の肥満治療法です。大きな切開をせず、数ミリの小切開と腹腔鏡、専用器具を用いて胃にバンドを装着し、胃容量を減少させます。
意義
腹腔鏡手術は開腹手術に比べて術後合併症が少なく、回復期間が短縮されます。入院期間は約1週間で、開腹手術の約6週間に対し大幅に短くなります。
種類
代表的な手術はラップバンド(Lap‑Band)手術です。バンドを胃の上部に巻き付け、胃の入口を狭くすることで食事量を制限します。
機能
バンドにより胃の容量が小さくなるため、食事摂取量が自然に減少し、迅速な体重減少が期待できます。
注意点
バンドがずれたり胃壁に侵食したりするリスクがあります。主な合併症として嘔吐、嚥下困難、膨満感、便秘、胃炎、潰瘍などが報告されています。
スケジュール
手術後は初年度に約5〜6回のバンド調整が必要です。その後は年に3〜4回程度の調整で管理します。
