膝の手術後にできることは?

膝関節鏡手術は、さまざまな膝の疾患に対して行われる低侵襲手術です。小さな切開部からカメラと手術器具を挿入し、関節内を直接確認しながら修復します。開放手術に比べ入院期間や回復期間が短く、術後は理学療法を通じて膝の機能回復を目指します。

理学療法

  • 術後すぐ(手術翌日)から理学療法を開始できます。入院中は看護師がベッドから起き上がるのを手伝い、足をベッドサイドに垂らす練習を行います。関節鏡手術の場合、入院は数時間で済むことが多いですが、膝関節全置換術の場合は数日間の入院が必要です。

    理学療法士はまず膝周囲の筋肉を強化するエクササイズから始めます。多くはベッド上で行い、早期の歩行が回復の鍵となります。歩くことで血流に酸素が供給され、血栓の予防にもつながります。

歩行

  • 自宅で行うリハビリエクササイズは回復に非常に重要です。歩行は全置換術でも関節鏡手術でも最も効果的なリハビリ手段です。術後は杖や歩行器を使用することがありますが、歩幅は均等に保ち、膝に過度な負荷がかからないよう短いステップで歩きます。

    まず室内で歩行練習を行い、慣れてきたらブロック周辺の散歩へと段階的に移行します。膝の治癒具合に合わせて徐々に持久力を高めていきましょう。

制限事項

  • 術後に膝の機能が完全に回復しない場合もあります。回復度合いは損傷の程度や個人差に左右されます。医師と相談し、今後期待できる範囲を把握しておくことが重要です。重度の損傷では、以前のようにジョギングやランニングが難しいことがあります。

日常生活への復帰

  • 全膝置換術の場合、術後6〜8週間で日常生活のほとんどに復帰できることが多いです。関節鏡手術は回復がさらに早く、膝が曲げられるようになれば運転も可能になります。

    医師は術後の経過を定期的にチェックしますが、重度の損傷は完全に元通りになることは期待できない点を留意してください。

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