膝関節の感染症と対策
膝の手術後に感染が起こることがあります。膝関節の感染は深刻で、速やかな対応が必要です。
症状
- 発熱、腫れ、切開部からの新たなまたは続く排液が見られます。
治療法
- まず感染原因菌を特定し、関節を外科的に洗浄・デブリードします。その後、適切な抗生物質を処方します。
リスク率
- 関節置換術は他の手術に比べ感染リスクが高く、初回の膝置換術での感染率は約0.5%とされています。
予防策
- 手術室の無菌管理は必須です。外科医・看護師・手術技師は全身スーツ(宇宙服に類似)を着用し、空気はフィルターで清浄化します。また、手術前後に抗生物質を投与します。
追加リスク要因
- 糖尿病、関節炎、長期ステロイド使用者は感染リスクが上昇します。過去に膝関節や他部位で感染歴がある場合も同様です。
遅発性感染
- 人工膝関節は手術後数年経っても感染することがあります。血流を介した他部位の感染(例:胆嚢炎や歯科治療)から菌が移行するケースが報告されています。
