膝手術の回復ガイド:手術別リハビリと注意点
関節鏡手術(Arthroscopy)
関節鏡手術は外来で行われる低侵襲手術です。通常、回復期間は6〜8週間とされています。術後は足を高く上げ、医師の指示に従って氷で冷やすことが推奨されます。多くの患者は手術後数日で自力で歩行できますが、杖や松葉杖が必要になることもあります。
関節形成術(Arthroplasty)
関節形成術は膝関節の再建手術で、数日間の入院が必要です。手術後1週間以内に松葉杖を使ってベッドから起き上がれるようになります。体重をかける許可は通常手術後約3週間後です。理学療法、定期的な氷冷、脚の挙上が回復を促進します。
膝関節置換術(Knee Replacement)
膝関節置換術は関節形成術に似ていますが、膝全体を人工関節に置き換えます。術後は理学療法士と共に膝の機能回復訓練を行い、日常生活や家事動作、膝の筋力強化を目指します。運転は通常、手術後4〜6週間、膝が十分に曲がり筋力が回復したときに再開できます。
回復を助けるポイント
- 自宅の家具配置を見直し、移動しやすい環境を整える。
- 床に敷かれたラグや滑りやすいカーペットは取り除き、転倒リスクを低減する。
- 指示されたリハビリエクササイズを毎日継続し、理学療法士の指導に従う。
- 定期的に氷で冷やし、脚を高く上げて腫れを抑える。
注意事項
- 適度な活動は重要ですが、過度な負荷は避ける。
- 痛みが強くなる場合はすぐに活動を減らし、医師に相談する。
