膝関節置換術後のケア
膝関節置換術は、関節が著しく損傷した場合に行われます。関節リウマチや血友病、感染症などが手術の適応となります。手術後の痛みは通常3〜6か月続きますが、早期に回復すれば痛みも早く和らぎます。医師の指示するアフターケアを守ることが、回復を促進する鍵です。
痛み止めの服用
手術後、医師から疼痛緩和のための処方薬が出されます。指示された用量・服用時間を守り、痛みが耐えられないほどになる前に服用してください。遅れて服用すると、薬の効果が十分に得られないことがあります。
氷で冷やす
プラスチックバッグに氷を入れ、タオルで包んで膝に当てます。1時間ごとに15〜20分程度、必要に応じて繰り返しましょう。氷が血管を収縮させ、腫れと痛みを軽減します。
圧迫ストッキングの着用
退院時に医師から圧迫ストッキングが渡されることがあります。足にしっかりとフィットするこのストッキングは、血流を促進し、深部静脈血栓(DVT)の予防に役立ちます。
理学療法
膝周囲の骨や筋肉を強化し、回復を早めるために理学療法が推奨されます。主なエクササイズは、座位・立位の繰り返し、脚直立上げ、かかとスライド、膝の曲げ伸ばし、ストレッチ、スクワットなどです。進行に合わせて歩行練習やエアロバイクの使用が追加されることもあります。
