足底筋膜炎手術の種類
原因
米国人口の約10%が足底筋膜炎を経験するとされています。正確な原因は不明ですが、ランナーや肥満の方、妊娠中の女性に多く見られます。また、長時間立ち仕事をする職業もリスクが高いです。女性は男性の約2倍の頻度で発症し、ハイヒールからフラットシューズへの頻繁な切り替えが関与している可能性があります。
診断
医師はまず視診と触診で圧痛部位や腫れを確認します。両足に症状がある場合、全身性炎症性疾患などの基礎疾患を除外するために血液検査が行われることがあります。
衝撃波治療(ESWT)
慢性の足底筋膜炎に対しては、体外衝撃波療法が選択肢となります。音波を痛みの部位に照射し治癒を促す方法ですが、打撲様の腫れや疼痛、しびれが一時的に生じることがあります。また、効果が得られないケースも報告されています。
手術
足底筋膜炎の手術は稀ですが、必要と判断された場合に以下のような方法があります。
Schon/Baxter法
緊張した足底筋膜を切除し、張力を緩和します。2003年12月号の『Techniques in Foot & Ankle Surgery』に掲載された33例の研究では、82%の患者が手術結果に満足していると報告されています。
DuVries法
踵骨棘に切開を加え、足底筋膜を除去します。術後数か月間、切開部にしびれが残ることがあり、足の土踏まずが弱くなるリスクもあります。
足底筋膜切除術(Plantar Fasciotomy)
内視鏡を用いた足底筋膜切除術は、神経組織への直接的なダメージを避けつつ、足底筋膜を視覚的に確認しながら手術できるミニ侵襲法です。
