関節置換手術のための準備ガイド
関節置換手術の成功には、術前の準備、教育、継続的なケア、計画的な退院が欠かせません。手術の流れや準備すべきこと、新しい関節のケア方法を理解しましょう。担当医や看護師、理学療法士など、医療チームとの相談が重要です。
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1. ケアチームを把握する
自分をサポートする医療スタッフを知ることは、手術について学ぶ第一歩です。主なメンバーは以下の通りです。
- 整形外科医:手術を担当し、術後のケアを統括します。
- 主治医(かかりつけ医):手術前に診察・検査を行い、回復をサポートします。
- 麻酔科医:麻酔の管理と術中の疼痛コントロールを担当します。
- 看護スタッフ(RN、LPN、CNA):術後の痛み管理や日常ケアを行い、回復を支援します。
- 理学療法士:可動域・筋力・バランス回復のためのリハビリを指導します。
- 作業療法士:入浴・着替え・調理など日常生活動作の自立を支援します。
- 退院コーディネーター:退院時期や在宅ケアの手配を計画します。
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2. 手術内容を調べる
対象部位(股関節・膝関節・肩関節)によって手術法は様々です。整形外科医と相談し、手術の手順、制限事項、回復期間を把握し、早期に日常生活へ復帰できるよう準備しましょう。
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3. 自宅環境を整える
退院後の生活動線を確認し、障害物を除去します。寝室・浴室・リビング・キッチンへのアクセスを確保し、絨毯やコード類は取り除きます。キッチンは手の届く位置に調理器具を配置し、食事は事前に調理・冷凍保存しておきます。衣類はベッド近くにまとめておきましょう。
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4. 入院時の持ち物を準備する
以下は一般的な持ち物リストです。病院や担当医の指示に合わせて追加してください。
- 歯ブラシ・歯磨き粉、デオドラント、電気シェーバーなどの衛生用品
- 着脱しやすい服装(ショーツ、ボタン付きシャツ、靴下)と下着の予備
- 滑り止め付きの靴・スリッパ(フラットシューズ、テニスシューズなど)
- 現在服用中の薬のリスト(薬自体は持参しない)
- 身分証明書(写真付き)
- 義歯、補聴器、眼鏡・コンタクトレンズと保存液
- 書籍・雑誌・簡単なクラフト・音楽プレーヤーやノートパソコン(紛失は自己責任)
- 事前指示書(リビングウィル)と医療委任状のコピー
- 保険証
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5. 食事を見直す
バランスの取れた食事は術前・術後の回復に欠かせません。医師と相談しながら、以下の目安を参考にしてください。
- 穀物:1日6〜10食(例:パン1枚)
- 野菜:1日5食(生野菜2カップ、または調理野菜½カップ)
- 果物:1日3〜4食(中サイズの果物1個、または果物1カップ)
- 乳製品:1日2〜3食(牛乳・ヨーグルト1カップ、チーズ½オンス)
- たんぱく質:1日2〜3食(調理肉85g、または豆類½カップ)
- 食物繊維:1日25〜35g
- 水分:1日6〜8杯の水
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6. 術前に運動を始める
手術の1か月前から、医師の指示に沿ってリハビリ運動を始めましょう。筋力と柔軟性を高めることで、術後の回復が早まります。例としては以下のようなエクササイズがあります。
- 上肢:椅子プッシュアップ、アームカール、トライセプスエクステンション、ウエイトリフト
- 下肢:ヒールスライド、膝屈曲・伸展、レッグレイズ、足首ポンプ
- 股関節:外転・内転、臀部収縮(ヒップスパーク)
