メッシュ侵食の対処方法

メッシュ侵食とは

手術用メッシュは、ヘルニアや子宮、膀胱手術で内部臓器を支えるために使用される合成繊維(ポリエステルやポリプロピレン)製の素材です。メッシュが組織や臓器を通過して移動する「メッシュ侵食(エクストルーション)」は重大な合併症で、米国食品医薬品局(FDA)も警告を出しています。侵食が起きた場合は速やかな医療介入が必要です。

メッシュ侵食の主な症状

男性で報告されやすい症状は、臓器や組織の損傷、胃や食道への侵食、疼痛、ヘルニア再発、感染などです。女性の場合は、腹部痛、膣からの分泌物や出血、性交時の痛み、腸や膀胱への損傷、腸管穿孔、膿瘍、膀胱・子宮脱の再発、尿失禁などが挙げられます。

メッシュ侵食への対処ステップ

  1. 症状の確認:上記のような症状が現れたら、すぐにメッシュ侵食の可能性を疑いましょう。
  2. 医師への連絡:症状があることを医師に報告し、速やかな受診を依頼します。症状が重篤な場合は救急外来への受診が必要です。
  3. 入院と治療:感染や膿瘍が疑われる場合は入院し、点滴や抗生物質投与が行われます。その後、侵食したメッシュを除去する手術が計画されます。侵食の範囲や部位により、複数回の手術が必要になることもあります。
  4. 今後の手術方針の相談:メッシュを使用しない代替手術や、再度メッシュを使用する場合はメーカー情報や製品データを十分に確認し、納得した上で治療方針を決定します。

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