イペカシロップは危険ですか?
イペカシロップは嘔吐を誘発する薬剤で、誤って毒物を飲み込んだ際の緊急処置として使用されます。医師や毒物情報センターの指示なしに使用すると、深刻な健康被害を招く可能性があります。
注意事項
- イペカシロップは強力な薬剤です。石油系蒸留液、酸性・アルカリ性の腐食性物質を摂取した後に使用すると、嘔吐時に食道や喉を二度焼くことで追加の内部損傷を引き起こします。
過剰摂取
- 過剰に摂取すると心筋や他の筋肉に損傷を与え、最悪の場合死亡に至ります。また、胎児への影響や母乳を通じた新生児への移行も報告されています。
乱用
- 過食嘔吐症(神経性大食症)患者が体重減少を目的に使用するケースがあります。多くの薬局では購入時に身分証明書の提示と同意書への署名を求めています。
アレルギー反応
- 呼吸困難や口腔部の腫れなどのアレルギー症状が出ることがあります。嘔吐が過度になると脱水や血圧低下を招く恐れがあります。
効果と使用タイミング
- 摂取後15〜30分で嘔吐が始まり、最大2時間続くことがあります。毒物摂取後1時間以内に投与すれば、胃内容物の約3分の1を除去できるとされています。
