子宮内膜を厚くするための家庭療法
子宮内膜(子宮の内側を覆う海綿状の組織)は、受精卵が着床しやすいように準備されます。粘液と血液細胞で構成され、受精卵に栄養と安定した環境を提供します。妊娠に適した子宮内膜の厚さは、一般的に6〜13 mmとされていますが、薄すぎても厚すぎても受精に支障が出ます。
薄い子宮内膜とは
子宮内膜の厚さは月経周期に伴い変化します。排卵期にエストロゲンが上昇すると内膜は厚くなり、受精が起こらなければ月経とともに剥がれ落ちます。稀に、周期の最盛期でも内膜が5 mm未満と非常に薄い女性がいます。この場合、受精・着床が難しくなることがあります。
子宮内膜を厚くする方法
不妊治療の専門医は、内膜を厚くするための薬を処方することがありますが、費用や副作用(多胎妊娠のリスクなど)が伴います。薬に頼らず自宅でできる対策として、エストロゲンの自然由来成分であるフィトエストロゲンの摂取が注目されています。
フィトエストロゲンは大豆やレッドクローバーなどの植物に含まれ、体内のエストロゲンと同様の働きをしながら、合成エストロゲンや動物由来エストロゲンに比べてがんや心血管疾患のリスクが低いとされています。市販のサプリメントは薬局や健康食品店、オンラインで入手可能です。用法・用量を守り、過剰摂取は避けましょう。
フィトエストロゲンの摂取だけで妊娠が改善しない場合は、専門医に相談し、適切な検査や治療を受けることが重要です。
