多関節性関節炎の代替治療法

多関節性関節炎は、4関節以上に炎症が起こる状態を指します。関節リウマチ(RA)は免疫系が誤って関節組織を攻撃することで、変形性関節症(OA)は加齢による関節の摩耗で発症します。どちらも痛み、腫れ、圧痛、こわばりを伴います。メリーランド大学医療センターと代替医療の専門家アンドリュー・ワイル博士は、自然な方法で症状を緩和するいくつかの提案をしています。

代替療法の利用

代替療法は、従来の治療を補完する形でも、場合によっては置き換える形でも使用できます。必ず、代替医療に詳しい医療従事者と相談し、特に従来医療を中止する場合は慎重に判断してください。

自然サプリメントを取り入れる前に、必ず主治医に相談しましょう。サプリは概ね安全ですが、他の薬剤との相互作用や特定の持病がある場合は使用できません。経験豊富な専門家と共に、効果的かつ安全な治療計画を立てることが重要です。

すべてのサプリメントを同時に摂取する必要はありません。同様の効果を持つものが多く、専門家の指導のもと、目的に合わせて選びましょう。また、代替医療の効果を最大化するには、食事や生活習慣全体を見直すことが不可欠です。

炎症の軽減

炎症は関節の損傷を進行させるため、できるだけ抑えることが重要です。食事でのアプローチは非常に効果的です。

炎症を促進する食品は、動物性の飽和脂肪、白粉や白砂糖を多く含む加工食品です。一方、抗炎症作用のある食品は、果物、野菜、全粒穀物、豆類、全大豆製品、青魚、ナッツ・種子です。料理にはにんにく、玉ねぎ、ターメリック、ショウガをたっぷり使いましょう。

以下のサプリメントも抗炎症効果が期待できます(用量は目安です)。

  • SAMe:朝食前に100〜200 mg
  • オメガ‑3脂肪酸(フィッシュオイルまたは亜麻仁油):1日1〜2カプセルまたは大さじ1を2回
  • ブロメライン:40 mgを1日3回
  • ターメリック:300 mgを1日3回
  • デビルズクロウ:200 mgを1日2回

代替治療による症状緩和

メリーランド大学医療センターの情報によると、鍼治療は変形性関節症の疼痛緩和と可動域改善に有効とされています。関節リウマチでも効果が期待できるという報告はありますが、科学的根拠はまだ不十分です。効果を得るには複数回の施術が必要です。

経験豊富なカイロプラクターによる背骨の調整も、痛みの軽減や可動域の拡大に役立つ可能性がありますが、こちらもエビデンスは限定的です。代替治療は1回だけで劇的な変化は期待できません。施術者の評価に基づき、継続的なスケジュールで受けることが重要です。

ストレスの軽減

心身のリラクゼーションは、全体的な健康を高め、疼痛や炎症の感覚を和らげます。太極拳、ヨガ、瞑想、深呼吸、ポジティブイメージングなど、自分に合った方法を取り入れてみましょう。

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