手のひらの多汗症に効く自宅療法

手のひらの多汗症は、体温調節や緊張・不安が原因で起こります。体が熱くなると汗で体温を下げようとし、過度に緊張したときにも手のひらから汗が出やすくなります。人前で握手したいときなど、悩ましい症状ですが、自然素材を使った自宅でできるケアで改善できます。

セージ(サルビア)

セージは古くから口内炎や扁桃炎の治療に用いられ、発汗を抑える乾燥作用も持つハーブです。インフュージョン(煎じ汁)やチンキとして摂取できます。

作り方・飲み方

  • 乾燥セージ葉を小さじ2〜3(約2〜3g)用意し、耐熱ガラス容器に入れます。
  • 沸騰した水約470ml(1パイント)を注ぎ、蓋をして15分間抽出します。
  • 抽出したインフュージョンを1日3回飲むと、過剰な発汗が和らぎます。
  • チンキの場合は、1回あたり16〜40滴を1日3回服用します。

シシカン(五味子)

シシカンは五味子の実から取れるハーブで、肝機能や消化器系のサポートに加え、副腎刺激や発汗抑制効果があります。中国伝統医学では下痢や頻尿、過度の発汗の調整に用いられます。

作り方・飲み方

  • シシカンチンキを1〜2滴、温かい水1カップに希釈します。
  • 希釈した液を飲みますが、胃腸に刺激を感じた場合は使用を中止し、他のハーブに切り替えてください。

パッションフラワー(西洋オトギリソウ)

パッションフラワーは不安緩和に効果があるハーブで、神経性の手のひら多汗症に有効です。γ-アミノ酪酸(GABA)を増加させ、脳の興奮を抑えてリラックスさせます。

作り方・飲み方

  • 乾燥パッションフラワー小さじ1を熱湯1カップに入れ、15分間抽出します。
  • 抽出液を濾し、冷めたら飲みます。1日3〜4回が目安です。

これらのハーブは自然由来で副作用が少ないとされていますが、体質や他の薬との相互作用に注意し、必要に応じて専門家に相談してください。

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