溶連菌性咽頭炎の治療法は?
抗生物質による治療
溶連菌(Streptococcus pyogenes)による咽頭炎は、主に抗生物質で治療します。最も一般的なのはペニシリン系薬剤で、ほとんどの患者に有効です。ペニシリンにアレルギーがある場合は、アモキシシリン、エリスロマイシン、またはセフェム系抗生物質が代替として処方されます。
抗生物質は細菌を殺菌し、数日以内に症状を軽減させます。症状が改善しても、医師の指示どおりに全期間服用し、感染の再燃や合併症を防ぎましょう。
症状緩和のための対処法
抗生物質に加えて、以下の方法で喉の痛みや不快感を和らげることができます。
- イブプロフェンやアセトアミノフェンなどの市販の鎮痛解熱剤で熱や痛みを軽減。
- 喉スプレーやトローチで局所的に鎮痛。
- 温かい塩水でうがいをして、炎症を抑え痛みを和らげる。
- 水分を十分に摂取し、脱水を防ぎながら喉を潤す。
- 十分な休養を取り、過度な体力消耗を避ける。
合併症と注意点
まれに、溶連菌性咽頭炎はリウマチ熱や腎臓炎(急性糸球体腎炎)といった合併症を引き起こすことがあります。早期に適切な抗生物質治療を受けることで、これらのリスクを大幅に減少させられます。
喉の痛み、発熱、嚥下困難、リンパ節腫脹などの症状が急に現れたら、速やかに医療機関で検査・診断を受け、適切な治療を開始してください。
