樟油(カンフルオイル)とは何か?その特徴と使い方
歴史
樟油はインド発祥のアーユルヴェーダ治療や薬の主要成分として古くから利用され、筋肉痛を和らげる軟膏やバームに広く使用されています。
起源と特性
樟油は台湾・日本・中国原産の樟(カンフル)樹から抽出され、近年はスリランカやカリフォルニアでも栽培が進んでいます。樟の木は20歳以上の成熟木から蒸留により抽出され、収量が豊富です。木材、枝、根からスチーム蒸留し、濾過して商業用に精製されます。アーユルヴェーダでは、樟油は体を活性化し若返らせるとされています。
種類
市販されているのは白樟油です。茶色や黄色の樟油はサフロール含有量が高く、発がん性があるため医薬品やアロマテラピー製品には使用されず、主に洗剤や農薬に利用されます。
主な機能
樟油は強い芳香と冷感・軽い刺激感(メントール様)を持ち、インフルエンザ、筋肉痛、気管支炎、風邪、咳の緩和薬に有効です。アロマテラピーではリラックスや覚醒効果があり、香炉や加湿器で使用されます。香水メーカーはラベンダー、バジル、オレンジブロッサム、カモミールなどと組み合わせて利用しています。
注意事項
商業用樟油は基本的に毒性が低いものの、妊娠中、てんかん、喘息の方は使用を避けるべきです。経口で過剰に摂取すると嘔吐や痙攣を引き起こす恐れがあります。
