インドのアーユルヴェーダで対処する多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、ホルモンバランスの乱れにより卵巣が拡大し、表面に多数の小さな嚢胞ができる疾患です。月経不順、にきび、腹痛、過剰な体毛、肥満、不妊などの症状が現れます。原因ははっきりしていませんが、インドの伝統医療であるアーユルヴェーダには、症状改善に役立つとされる複数のハーブがあります。
ジムネマ(Gymnema sylvestre)
ミルトン・ハマー博士とシェリル・キンボールが『What to Do When the Doctor Says it’s PCOS』で紹介しているように、ジムネマはPCOSのアーユルヴェーダ治療薬とされています。1日あたり400〜500 mgを目安に摂取します。
シラジット(Shilajit)
エイミー・ロスト著『Natural Healing Wisdom & Know How』によれば、シラジットは不妊改善や卵巣機能の向上に効果があるとされています。1日2回、ティースプーン1杯を服用すると良いとされています。
シャタワリ(Shatawari)
コレット・ハリス著『The PCOS Diet Book』では、シャタワリに含まれるフィトステロールがホルモンバランスを正常化し、月経周期を整えると説明されています。牛乳1カップに小さじ1〜2杯を加え、就寝前に飲むのが推奨されます。
ヤスティ・マドゥ(Yasti Madhu)
S. スレシュ・バブ氏の『A Treatise on Home Remedies』によると、ヤスティ・マドゥは天然エストロゲンの供給源で、ホルモンバランスの調整と卵巣機能の回復に役立ちます。温めた牛乳1杯に小さじ1杯を加え、1日2回摂取します。
アショカリシュタ(Ashokarishtha)
PCOSの女性は月経不順や過多出血に悩むことがあります。アショカリシュタはそのような症状に適したインドのハーブ療法です。1回20 mLを水20 mLで希釈し、食事前に1日2回飲むと消化が助けられます。
これらのハーブはあくまで補助的な治療法であり、使用前には医師や専門家と相談することが重要です。
