トリファラはどんな効果があるのか?
アーユルヴェーダの定番ハーブブレンドであるトリファラは、強い下剤作用、抗菌、抗酸化、抗炎症効果が期待されています。ヒトでの臨床試験はまだ実施されていませんが、動物実験では免疫細胞の活性化、コレステロール低下、放射線による組織障害からの保護などの有益な作用が示されています。
トリファラとは
トリファラは、アマラキ(アムラ、別名アムラ)果実の果肉、ビビタキ(別名バヒラ)、ハリタキという3種のハーブを組み合わせたものです。各成分は比較的副作用が少なく、味は刺激的で甘味、苦味、酸味が混ざった独特の風味があります。
下剤効果
3つの成分すべてが便秘緩和に寄与しますが、特にハリタキが腸の蠕動を強く刺激し、最も顕著な下剤作用を示します。
創傷治癒
アルコールベースのトリファラ製剤は、ラットの皮膚創傷治癒を有意に早め、感染率も低下させました。また、トリファラを浸したスポンジは開放創を感染から守る効果が確認されています。
抗炎症作用
トリファラを投与された痛風性関節炎マウスは、炎症に関与する化学シグナルが低下し、炎症抑制効果が示されました。
免疫力向上
騒音ストレスにさらされたラットにトリファラを与えると、好中球(白血球)の産生が増加し、免疫応答が強化されました。
その他の期待効果
研究では、トリファラががん予防、コレステロール低下、ガンマ線放射によるダメージからの保護に寄与する可能性が示唆されています。がん抑制効果は主に抗酸化作用に起因すると考えられています。
