ホホバシード(ホホバの種)とは?
ホホバシードは、ホホバ植物(学名: Simmondsia chinensis)の果実に含まれる種子で、米国南西部で大規模に栽培されています。種子から抽出したホホバオイルは、約300種類もの健康・美容製品に使用されています。
識別
ホホバの種子は、果実内に3つずつ房状に付く。野生はメキシコ西部、アリゾナ州、カリフォルニア南部に分布し、米国南西部でも大量に栽培されている。種子は液体状の植物性ワックスを50〜60%含み、スキンケアや美容製品に広く利用されている。1971年にクジラの精液油(スパーメティ油)の使用が禁止されると、ホホバ種子から抽出したホホバオイルの需要が急増した。
特徴
ホホバは常緑低木で、最高15フィート(約4.5メートル)まで成長する。葉は楕円形で緑灰色、表面はワックスでコーティングされて水分を保持する。果実が熟すまで約3か月かかり、割れると小さな茶色の種子(オリーブに似たサイズ)が現れる。1ポンド(約450g)の容器には300〜1,000個の種子が入る。
利点
実際に消費者が求めるのは種子そのものではなく、種子から抽出した金色の液体「ホホバオイル」だ。ホホバオイルはボトルで販売され、肌や髪の保湿、メイク落としとして使用できる。多くのクリーム、液体石鹸、入浴ジェル、リップクリームに配合されているほか、乾燥した砂漠地帯でも育つため、化粧品メーカーにとって重要な原料となっている。
誤解と注意点
ホホバの種子は市販では入手が難しく、食用には適さない。種子は有毒であり、絶対に食べてはならない。現在、脱脂したホホバ種子ミールが食欲抑制効果を持つかどうかの研究が進められており、ラット実験では摂取量が約20%減少したと報告されている。将来的に肥満や糖尿病患者への応用が期待されるが、人体での安全性はまだ確認されていない。
誤った認識
ホホバオイルは健康食品店やオンラインで手に入りやすく、自然の日焼け止めとして期待されがちだが、実際には有効なUVカット効果はない。米国がん協会はSPF15以上の広域スペクトラム日焼け止めの使用を推奨している。ホホバオイルはメイク落としや保湿に適しているが、日焼け止めの代わりにはならない。
