ピッタ体質の人のためのプラナヤマ実践ガイド
はじめに
中肉中背で活動的、体が温かく、直射日光が苦手な方は、アーユルヴェーダのピッタ体質かもしれません。ピッタは火のエネルギーが強く、バランスが取れると知性やリーダーシップ、持久力に優れますが、過剰になるとイライラや攻撃的になります。プラナヤマは呼吸法でピッタの火を冷まし、調整する助けとなります。
手順
まず軽く散歩したり、数回の腕立て伏せなどで体の緊張をほぐします。これで活発なピッタでも座って呼吸に集中しやすくなります。
背筋を伸ばし、胸が楽に膨らむ姿勢で椅子に座ります。背中に問題がなければ、床に座って足を組むか、折りたたんだブランケットの上に座っても構いません。
ライオンの呼吸を練習します。鼻から吸い込み、口を開けて舌を出しながら「はっ」と音を立てて吐き出します。これを3〜5回繰り返し、口を閉じて自然な呼吸に戻します。ピッタの熱を和らげる効果があります。
次にヴィローマ(三部呼吸)を学びます。目を閉じ、息を1/3だけ腹部まで吸い、止めます。
続いて胸の位置までさらに1/3吸い、止めます。最後に胸骨まで残りの1/3を吸い、止めます。全ての息をゆっくりと吐き出し、数回回復呼吸を行います。これを3〜5回繰り返し、休憩します。
毎朝のプラナヤマを習慣化すると、プラーナ(生命エネルギー)を体内のナーディ(エネルギー経路)へ導き、感情のコントロールやストレス発散に役立ちます。
同じ時間・同じ場所で30日間続けると、中央神経系がプラナヤマを期待し、欠かすことが難しくなるほど効果を実感できるでしょう。
