チンキ作りにおける浸透法のメリット

チンキは手軽に作れるハーブ薬です。作り方としては、主に浸漬(マセレーション)と浸透(パーコレーション)の2つがあります。浸漬はハーブを細かく刻むか粉末にし、瓶に入れてアルコールなどの溶剤に浸す方法です。一方、浸透はファンネルにハーブを詰め、溶剤を上から通す方法です。どちらが優れているかはハーバリストの間で意見が分かれますが、どちらも優れたチンキを作れます。以下に、浸透法の主な利点を紹介します。

スピード

浸透は浸漬に比べて速く作れます。通常は24時間で完了し、急ぎの場合は3時間ほどで抽出できます。対照的に浸漬は1〜6週間かかります。

乾燥植物に最適

乾燥した植物素材を使用する場合、浸透は有効成分をより多く抽出します。新鮮な植物や樹脂、湿潤で膨らむ素材は浸漬の方が適していることがあります。

抽出がより完全

『ハーバル・メディシン・メーカーズ・ハンドブック』のジェームズ・グリーンによれば、浸透は植物素材から可溶性化合物をより多く取り除くとされています。ただし、これは議論の余地があります。

圧搾が不要

浸透はハーブを絞ったり圧搾したりする必要がありません。浸漬は浸した後に植物素材を圧搾する必要があり、作業が大変なうえ、最も強力な液体が残ってしまうことがあります。また、圧搾により花粉や植物片が液体に混入し、チンキが変色することもあります。

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