ターメリックの全貌:起源、医療応用、日常利用
近年、黄金色のターメリックは、ジンジャー科に属する南アジア原産の植物として、炎症を抑える効果が注目され、多くの記事で取り上げられています。インドや中国など、料理に頻繁に使用される地域では、関節炎や糖尿病といった炎症性疾患や代謝性疾患、さらにはアルツハイマー病の罹患率が西側諸国に比べて低いという研究結果が示されています。
起源
ターメリックは古代から南アジアで利用され、当初は繊維の染料として使用されていました。その後、食品の香辛料、天然薬、化粧品の原料としても活用されるようになりました。カレーの主材料として欠かせないインドは、世界のターメリック生産量の大半を占め、最大の消費国でもあります。中国やインドネシアでも栽培されています。ターメリックは、ウツボ植物(Curcuma longa)の主根から伸びる小さな根茎(フィンガーリング)を収穫し、茹でて蒸した後に乾燥させ、細かい黄色の粉末に粉砕して製造されます。
天然薬としての利用
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ターメリックは古くから自然の抗炎症剤として、創傷の手当やにきび、水痘・天然痘などの皮膚炎の治癒促進に用いられてきました。また、他の植物と組み合わせて扁桃炎、虫刺され、蜂刺されの治療や虫除けに利用され、塩とライムジュースを加えた湿布として捻挫や骨折の療養にも使われます。お茶として摂取すれば、消化を助け、胃潰瘍を鎮め、離乳期の母乳分泌を抑制し、糖質と脂質の代謝を調整するとされています。
医薬品としての応用
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近年、西側諸国で1,300件以上の研究がターミリックの医薬的応用を検証しています。その効果は抗菌・抗真菌・抗酸化・抗炎症・殺虫など多岐にわたり、特にアルツハイマー病の治療可能性が注目されています。インド一般人口における罹患率は約2.4%で、米国の5〜17%に比べて低いことが報告されています。また、ターミリックは発がん物質の除去や腫瘍内の新血管形成を阻害し、がんの増殖と転移を抑える効果があるとする研究もあります。
医療以外の利用
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健康効果以外にも、ターミリックは食品加工品や菓子、ソースの着色料、繊維の染料、マスタードやレリッシュ、ピクルスの風味付け、化粧品の鎮静成分として利用されています。ペースト状にしたターミリックは、インドの女性が過剰な体毛除去や日焼けの家庭療法に使用し、溶液にすれば虫除けとしても効果的です。
