ティーツリーオイル摂取時の副作用と注意点
ティーツリーオイルはオーストラリア原産の常緑低木、メラレウカ・オルタニフォリア(Melaleuca alternifolia)の葉や樹皮から抽出される天然エッセンシャルオイルです。その抗菌作用から足白癬やにきびなどの皮膚トラブルに外用で利用されますが、摂取すると重篤な中毒を引き起こす可能性があります。
副作用
ティーツリーオイルを摂取すると、人間も動物も中毒を起こします。天然歯磨き粉やマウスウォッシュに含まれることがありますが、使用後は必ずぬるま湯で口をすすぎ、絶対に飲み込まないでください。自家製の調合を行う際は必ず十分に希釈し、決して飲み込まないことが重要です。摂取すると肝臓や腎臓の障害、震え、意識混濁、運動失調、昏睡に至ることがあります。これらの症状は多くが不可逆的です。
乳幼児・子どもへの影響
子どもに対しても大人と同様に危険です。ティーツリーオイルは子どもの手の届かない施錠された場所に保管してください。妊婦が外用することや摂取は避けるべきです。
動物への影響
動物が摂取すると非常に有毒です。米国国立動物毒性管理センターの報告によると、摂取だけでなく皮膚に塗布した場合でも、舐めてしまうことで中毒になることがあります。特に小型・若齢の動物ほどリスクが高くなります。
対処方法
万が一ティーツリーオイルを飲み込んだ場合は、すぐに口を大量の水でよくすすぎ、吐き出してください。その後、直ちに地域の毒物管理センター、救急医療機関、または医師に連絡し、指示に従ってください。自分で嘔吐させようとしないでください。
